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キャシーケイン トラウマタッチセラピー
トラウマタッチセラピーはS.E.(ソマティック・エクスペリエンス)がベースにはありますが、キャシーケインが独自に30余年の研究で生まれた独自の技法です。
基礎となるトラウマの生理学、スティーブン ポージェスの「ポリヴェーガル理論」日本語解説書は津田真人(つだまひと)さんが心身社会研究所から発行しています。
このセラピーは、その名前の通りクライアントにタッチし、身体の部分へ意識を向けさせます。トラウマ体験の影響を開放するプロセスをサポートするためには時に身体に触れる(タッチ)が有効であり必要なのです。
人の体験には、顕在意識(明確に自身で認識がある意識のこと)と、潜在意識(自分ではわからない心の奥深くにある意識のこと)の両方が存在します。つまり本人に自覚がなくとも、潜在意識は身体的記憶の形で体内に留まります。
わたしたちはこの身体的意識を、つらい症状としてとらえ、いつから始まった解らない逃られないようなつらい習慣を「パターン的に感じている」ことがあります。
人が生きるに当たって、生物生理学的における感情の成長時や、社会的要因によって
複雑な相互作用でこのパターンが「神経レベルの体験」として成り立ち、無意識の間にエネルギーが身体に残されるのです。
この「神経レベルの体験」、身体的反応(意識)こそがトラウマの症状なのです。
セラピスト側が「特定のスキルを持って触れ」ます。集中して意識を持ち続けることで、クライアント側の身体の変化のプロセスに対する観察を可能にします。
タッチは単に皮膚と皮膚が触れ合うというだけのものではありません。
このタッチトラウマセラピーでは、身体の一部に触れる(タッチ)をおこなうことによって、情緒、思考、知覚を通じて、身体の内部の反応に注意を向け、今、あなたに起こっていることに集中し感じ取っていくのです。
タッチトラウマセラピーは、ボディワークではありません。
身体のある部分や組織を直接的に調整するもの(整体、マッサージ等)ではなく、いわば、自分で身体の一部分に触れるのと同様に、セラピストがクライアントに手を置くことにより行われ、安心で安全な環境で行われます。
タッチでは、大きく4つの主要素で構成されています。
1) クッションや枕を用いて心地よさを感じる程度の圧力でタッチを行う
2) 腎臓、副腎へのコンタクト
3) 頭蓋骨、脳幹、中脳へのコンタクト
4) 胃、腸、神経系へのアプローチ
その他 非常に広い範囲での効果的方法で行う
タッチは、強い生理学上の感覚に圧倒されてしまう可能性を最小限におさえる手法でおこなわれるのです。
これにより、クライアントは自己調整能力が高められ、人生における困難を、再確認し、均衡を保ち強さを感じていくことでしょう。
キャシーケイン トラウマタッチセラピー 料金
対面 個人セラピー(90分) | 10000円 |
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スカイプセッション(90分) (数回の対面形式の後) |
10000円 |